SABAすたいる

スイスのくらし、旅のエッセイ、日々のできごと、おもうこと。

マインドフルネス?

Home, sweet home!と夫。

あー、やっぱりウチがいちばん、とわたし。

旅から帰った、わが家の玄関でひたるこの幸福感。

もしかしたら、このしあわせを味わうために旅にでるのかも。

…なんて思いたくなるほど、トラベルはトラブルだらけだ。

遅れないよう、まちがえないよう、失くさないよう。

なんど確認しても、すぐ不安になって、開けたり閉めたり。

旅のあいだは何かと気のはることがおおい。

ならば、わざわざ旅なんかにでなくても、ずっとわが家にいたらよかろうと思うのだ。

なのにどうして、ひとは好きこのんで、旅にでるんだろう?

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キャンドルの木

「キャンドルの木」と呼んでいる木があります。

枝のさきっぽから、円すい形の白い花が、空にむかっていっせいに咲くと、それはまるで、おおきな燭台にたてた、無数のキャンドルに、灯がともったようにみえるのです。

6年前のちょうどゴールデンウィークに、はじめてジュネーブにきたとき、街のここかしこにこの花が咲いていました。

「これってなんの花?」と私がきくと、夫が「キャンドルツリーだ」と教えてくれました。

それ以来、じつをいうとつい最近まで「キャンドルツリー」が正式名称だと、おもいこんでいました。

ほんとうの名前は、マロニエ(英:チェスナット)。

西洋栗の木です。

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身におぼえ、あってもなくても。

「マダムsabaは、ご在宅でしょうか?」

朝8時きっかりにかかってきた、一本の電話。

”深夜早朝の電話に、よいしらせなし”とはいうけれど、まさにそれは、借金とりからの電話でした。

「12月にご利用の、60フラン(約七千円)のお支払いが、おすみでないようですが」

身におぼえがあるか?といわれれば、これが大ありなのです。

延滞利息が加算され、支払額が三倍になった督促状を、受けとっていたのですから。。

高利貸しもびっくりの、利息にぎょうてんしたのはもちろん。

なによりも開いた口がふさがらなかったこと。

それは、督促をうけるのが、これがはじめてではなく、2度目でもなく。

じつに3度目であるということでした。

それも、督促前に、きちんと支払っているにもかかわらず、です。

eバンキングの記録も、まぎれもなく「支払い済み」になっています。

振込先、振込元ともにおなじ銀行どうし。

すでに2度、証拠書類を送付して、2度とも一件落着したはずの件なのです。

いったい何をどうこんがらがれば、こーなるの?

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