くららの手帖

ローヌの岸辺暮らし、ときどき旅

もみの木のブローチ

ふだん、アクセサリーもつけず、洋服もシンプルな飾り気のないものばかり、というIさんのセーターの胸もとに、そのブローチを見つけたのは、女ばかりで集まったクリスマス会でのことでした。

クリスマス会、といっても、ドレスコードは普段着。

教会の集会所に、かんたんな料理をもちよる、ささやかなものですが、気のおけない仲間どうし、食べて、飲んで、おしゃべりするのを毎年楽しみにしています。

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年令も、職業も、国籍も、家族構成もばらばらなメンバーの中で、みんなのお母さん的な存在のIさん。

料理をとりわけたり、すみっこの席の人に話をふったり。いつものことながら面倒見のよさを発揮していました。

でも。

いつもと、ちょっとちがう。

なんだろう?

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