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SABAすたいる

スイスのくらし、旅のエッセイ、日々のできごと、おもうこと。

アメリカンなぽっちゃり姉妹とモンブラン(ケーキじゃなくて山のほう)

その姿を見ると、縁起がいいような、ラッキーなような、思わずしあわせな気分になってしまう山といえば、日本では富士山だったが、スイスにきてからはモンブランである。 ジュネーブからレマン湖をはさんだフランス領、80kmの距離にあるモンブラン。天気が…

洋服ブラシ&スチームアイロンでクリーニングいらず。良い道具で家事は楽しく、をモットーに。

6月も終わり、もうすぐ7月。さすがに今週は衣替えをしなければと思っている。 冬物をしまって夏物を出す、とまぁ言ってみればそれだけのことなのだが、ただしまうわけにいかず、きれいにしてからしまわなければいけないのが難儀である。 というのも、クリ…

マダムかムッシューか、それが問題だ。

お母さん、お姉さん、おばさん、奥さん‥。女性の呼び方はいろいろあれど、マダム、と呼ばれるのは気持ちのいいものである。 はじめは、マダムという言葉のひびきに、なんだか特別ステキな大人の女性として認められたような気がしてうれしかったものだが、そ…

ポットラックパーティの尽きない悩み。”何を持っていくか問題”よりもたいせつなこと。

6月にはいり、学年末をむかえた学校の夏休みがはじまると、バカンスシーズンもすぐそこだ。街じゅうが、浮足だった人々の、ワクワクした空気で満ちている。 「今週はポットラックよ」 サークル仲間がメールをよこした。サークルの活動もバカンス中はお休みに…

女子力より「ママン」力。カトリーヌ・ドヌーヴに学ぶ、大人の女の底力。

女子力、女子力、とお経のように耳元で唱えられた30代。柄にもないフェミニンな格好をしてみたり、女らしい習い事をしてみたり、美容に大枚つぎこんだり、思えば大変な時代であった。 女子力(じょしりょく 英語: women's power[1])は、輝いた生き方をして…

英語の恥はかき捨て。”Don't be shy”で行こう。

ひさびさに友人A(スイス人。会話は英語)とお茶した。いつもはカジュアル一辺倒なAが、きれいなベビーブルーのタンクワンピに、グレージュがかったエナメルのハイヒールサンダルで登場したので、 「わぁ、今日はChicじゃん。このあと予定でも?」 と、冷や…

ところ変われば、おやつも変わる。

先日、トラムに乗ったら、きれいな女の人が、チコリをむしゃむしゃと食べはじめたのでびっくりした。 チコリ、というのは英語名で、フランス語だとアンディーブ。ちょっと苦味のある、小さな青梗菜のような、白菜のような野菜で、ハムで巻いてチーズをかけて…

ナルシスさんとお花畑。世界は見解の相違にみちている。

20代のころ働いていたオフィスに、「トイレのナルシスさん」と呼ばれている女子社員がいた。 いつ行っても、ナルシスさんは女子トイレにいた。 何をしているのか、というと、じーっと鏡の中のじぶんをみつめているのである。何するわけでもなく、前髪をなお…

カササギに鴨。鳥たちがおしえてくれた、たいせつなこと。

現実とその外側、や、日常とその外側、は靴下とおんなじで、簡単にくるっと裏返る。 江國香織「裏返る現実」泣く大人(角川文庫) と、いうように、 旅から帰ってくるといつも、あっという間に日常に引き戻されてしまって、余韻にひたる間もない。 先月、ひ…

本当のところ、と女ごころ。

女どうし、もりあがる会話ネタといえば、美容法や健康法。 けれども、次から次へ新しい説が出てきて、昔の常識が、いま非常識、ということも多く、何を信じていいのやら、さっぱりわからない。 わたしが子供のころは、日焼けは健康優良児のしるしなどといわ…

旅のトラブルで心がけていること。むじゃきに希望を伝えてみる。

XX行き、XXX便は欠航いたします。 内容とはうらはらに、なんとも優雅でピースフルなアナウンス! 理由も謝罪もなく、事実をつたえるだけ。こういう場合のアナウンス方法として、しっかりマニュアル化されているのだろう。乗客の怒りや不安をあおらないため、…

冷たい温泉がおしえてくれた、期待しないでハッピーになる方法。

なにごとにも期待しなければ、心穏やかに日々を暮らせます、とお坊さんの本で読んで、なるほどと思ったのだけれど、実践するのはなかなかむずかしい。 友達なら心配してくれるはず、彼氏なら即レスくれるはず、母親なら喜んでくれるはず、というような人間関…

やわらかな水の国、ニッポン。京都町家で暮らす一ヶ月

雨が屋根をたたく音で目が覚めた。木造家屋は、外の空気をかんじられるのがいい。 気密性のたかい鉄筋コンクリートは、防音や断熱に優れていてとても住み心地がよいけれど、こういう情緒を感じられるのはやはり木造家屋だ。 夫は昨晩の夜更かしがたたったか…

安くてもたのしいモノ。宇治の骨董屋で「夢を買う」。京都町家で暮らす一ヶ月

宇治のお寺の参道にあるちいさな骨董屋の、戸棚にひとつだけちょこんとならべられていた染付のそばちょこ。 他のものを購入して、さぁ帰ろうとふり向いたとき、ふと目が合ってしまったのだ。 灰色がかった落ち着いた白地に、スモーキーな藍色のやわらかな筆…

居ごこちのよい本屋さんはもう一つのリビングルーム。京都岡崎・蔦屋書店。京都町家で暮らす一ヶ月

住む場所をさがすとき、近所にあるといいな、と思うもの。 コンビニ、おいしいパン屋さん、クリーニング店、新鮮な食材を売るスーパーマーケット。それから、ぶらりと歩きに出られる散歩道、のどかな公園。図書館。趣味のいい本屋さん。人目を気にせずぼーっ…

ご近所さんにコンニチワ。旅先で髪を切る。京都町家で暮らす一ヶ月

バケーションレンタル、といっても、ハワイなどの大規模リゾートのそれと違って、今回の京町家にしても、パリで借りたアパルトマンにしても、隣人は日常を暮らしている地元の人々である。 入れ替わり立ち替わり見知らぬ人が出入りする、というだけでも落ち着…

祇園白川、丸山公園、ほろ酔い気分で夜桜見物。京都町家で暮らす一ヶ月

午後たっぷり昼寝したあと、おなかが空いて目が覚め、夕ごはんを食べにふたたび街に出た。先斗町をすこしぶらぶら歩いてすき焼き屋さんにはいった。 時刻はちょうど午後7時。お花見シーズンをむかえた土曜日の夜である。予約なしで大丈夫かなぁと心配したの…

地図をもたない街歩き、疎水べりのお花見散歩。京都町家で暮らす一ヶ月

地図をもたずに歩くいちばん簡単な方法は、水辺を歩くことだ。川や海、湖や水路など。とりあえず、行き先さえ決めてしまえば、あとは水のおもむくままに従って歩けばいい。わが家はローヌ川に面して建っているので、よくローヌ川沿いを散歩する。 いちど、行…

旅先で料理するたのしみ。京都町家で暮らす一ヶ月

借りている町家にはちいさなキッチンがついている。調味料などは揃えなければならなかったけれど、炊飯器や調理器具、食器はそろっているので、それなりに自炊ができる。ときどき自炊できる、というのはありがたい。旅先で美味しいものを食べ歩くのは楽しい…

北野天満宮天神さんの市でお買いもの。京都町家で暮らす一ヶ月

京都に住んでみたい、とずっと思っていた。 他にもいろいろ住んでみたい都市はある。たとえばパリとかニューヨークとか。わたしが住んでみたいとおもうのは、独特の文化と歴史があって、住んでいるひとびとが多様性をもちつつ、その街の住人としてスタイルを…

絵本「ウルスリのすず」の実写版映画を観ました。これは日本でもぜったい公開してほしい!

「ウルスリのすず」という絵本をご存知でしょうか? www.ehonnavi.net スイスの山奥に住んでいる、とんがり帽子の男の子ウルスリの、村のお祭りをめぐるちいさな冒険のおはなし。 わたしはスイスに住むことになるずっと前からこの絵本が大好きだった。 読む…

語学上達の秘訣。フランス語カフェレッスンに現れたかわいいライバル

英語(外国語)の習得って、多くの社会人にとって、永遠の「今年の目標」じゃないかなと思う。つまり、毎年目標にかかげるけれども、未達のまま、また翌年に持ち越すという。。 語学上達の成長曲線は、一定の割合で上昇カーブを描くわけではない、というのはよ…

スイスの秘境でスキーバケーション(5) 中世から湧きつづける温泉にて土地のパワーをいただく

Scuolとその周辺は、湧き水の源泉があちこちにあって、古くからミネラルウォーターと温泉で有名だ。いまでも公共の源泉からは第一級のミネラルウォーターが村に供給されている。 じっさい歩いていると、道端から水が湧いているのをみることができる。泉のま…

スイスの秘境でスキーバケーション(4)スキーをしない一日。ときには目的を忘れて横道にそれてみる。

ときどき、私はスキーしないからスキーリゾートには行かない、というひとがいるけれど、もったいないなぁと思う。雪のアルプスは、夏に匹敵するくらい美しいし、スキー以外にもいろいろ楽しめるのに。 これがハワイだったら、私はサーフィンしないからハワイ…

スイスの秘境でスキーバケーション(3)おいしい空気とシンプル山ごはんでヘルシーに

スキーで楽しみなのはランチであり、休けいである。 どこまでもひろがる青空の下、360度つらなるアルプスをながめながらいただく自家製のホットチョコレート。スキーでひと汗をかいたあと、太陽の光をさんさんと浴びながら飲むつめたいビール‥。もしかしたら…

スイスの秘境でスキーバケーション(2)標高3,000メートル級のスキー場にて恩師のことばをかみしめる

ホテルを出て右に折れるとすぐに村の広場にでる。スキー場にはこの広場からバスに乗って向かうのだ。 広場の中央にある水くみ場で、お手伝いを頼まれたのか男の子がバケツに水をくんでいる。もう昼近くだからか、バスを待っているのは私たちのほかに二組だけ…

スイスの秘境でスキーバケーション(1)エンガディンの小さな村Scuolの可愛いホテル

今日はスキーバケーションの話をすこし。 スイスは、山だらけの国だけあって、気軽に日帰りでスキーが楽しめる。 なので、スキーだけのためにとくに休暇をとる必要はないんでは?と思うのだけれど、みんなシーズン中にすくなくとも1週間程度のスキーバケーシ…

インテリアショップで遊ぶ、雨の日の地味な休日の過ごし方。イマジネーションさえあれば‥

灯りひとつで、雰囲気ってすごく変わる。どのくらい明るいか、に加えて、暖色系か寒色系のトーンかによっても全然ちがう。 たとえば、東京タワーだって、季節やイベントによって照明が変われば、全然ちがう表情をみせてくれるし、桜や紅葉も、昼間みるのと夜…

旅じたくの達人?フリークエントトラベラーの荷づくりの極意とは‥

photo by P. Marioné 夫が火曜に、急に出張でインドに行く、と言い出して、木曜の朝にでかけてしまった。出張が多いのには慣れているが、今回は、それにしても急なはなしで、送り出すわたしのほうが、心の準備ができずじまいだった。 荷づくりは基本、出発直…

ヨーロッパの冬、最高のぜいたくは日光浴。晴れた日の地味な休日の過ごし方

紫外線はお肌の大敵!なのはわかっているが、ここ最近、からだが心底から日光を欲している。 ヨーロッパの冬は、いったん天気がわるいとなると、2週間でも3週間でもぶっつづけでわるいが、今年の冬はとくにひどい。 しとしと雨が続いたかと思うと町中すっぽ…

ハイジの最新映画(2015)をみた後、ハイジのチーズトースト作ってみました。

映画ハイジ(2015)を観にいった。ドイツとスイスではドイツ語版が昨年末に公開されていたけれど、やっとフランス語版が公開になった。 ハイジは今までにもなんども実写映画化されているようだが、本場のスイス制作のものは意外にすくない。今回の映画はスイ…

よい旅は人生を豊かにする。アボリジニの村からインスピレーションのおすそわけ

ひとり時間はひとをみがく。アボリジニの村で医療支援にとりくむ友人が、家族と離れて三ヶ月、ひとりの時間に向き合いみつけたもの。

日本人は非ロマンティック体質?バレンタインには女性に花を、テーブルにキャンドルを

外国人からみた日本人。ロマンスは必要ない?キャンドルは災害用、花は冠婚葬祭用ってほんと?