SABAすたいる

スイスのくらし、旅のエッセイ、日々のできごと、おもうこと。

ハイジの最新映画(2015)をみた後、ハイジのチーズトースト作ってみました。

 

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映画ハイジ(2015)を観にいった。ドイツとスイスではドイツ語版が昨年末に公開されていたけれど、やっとフランス語版が公開になった。

ハイジは今までにもなんども実写映画化されているようだが、本場のスイス制作のものは意外にすくない。今回の映画はスイス・ドイツの合作。ハイジ、ペーター、おじいさんなど主要キャストもスイス人だ。 おじいさんを演じるブルーノ・ガンツはスイスの超有名俳優。ハイジもペーターも地元のスイスドイツ語を話す子供たちのなかからオーディションで選ばれた生粋の地元っ子。おじいさんの山小屋などアルプスのシーンはスイスのグラウビュンデン州で撮影され、今回の映画はまさに正真正銘スイスメイドのハイジだ。

アニメ版のハイジのイメージが強く焼きついている私にとっては、演じる俳優さん、子役たちが、まさにアニメ版のキャラクターそっくりなのがうれしい。ハイジ、ペーター、おじいさん、クララはもちろん、ロッテンマイヤーさんやセバスチャン、ゼーゼマンさんまで!(個人的にはペーターがアニメ版の生き写しみたいで、ブサカワなところがお気に入りである)

マニアックなところでは、スイスとドイツで話されるドイツ語は違うので、オリジナルのドイツ語版では部分的に字幕が貼られているのだとか。フランス語版では、スイスのハイジとおじいさんがAu revoir(さようなら)というところをAdieuと言ってフランクフルトのゼーゼマンさんたちがちょっと戸惑う、というシーンがある。どちらもさようならという意味なのだけど、Adieuのほうは地方によっては「永遠にさようなら」とか長いお別れというニュアンスで使われるようで、その辺でスイスとドイツの言葉のちがいを表していたようだ。ほかにもいろいろニュアンスの違いがあったのかもしれないが、残念ながら気づけたのはこれだけ。

なので、日本語版(公開は今のところ未定のようですが)でこの言葉のニュアンスがどうなっているか観るのが楽しみだ。たとえば東北弁のハイジ、っていうのも悪くないと思うのだけど‥。

ところで原作小説にはアニメ版とは結構違う部分があるようだ。たとえばセントバーナードのヨーゼフは原作にも映画にも出てこない。でも、ご心配なく、映画ではおなじみの干し草ベッドやとろけるチーズパンとか、ヤギのミルクのがぶ飲みなど、こどものころの憧れシーンはしっかり楽しめる。

映画のあと、すっかり頭の中はハイジのとろけるチーズでいっぱい。というわけで ランチはハイジのチーズパンと白ワイン!

ハイジのチーズは、ラクレットというチーズ。スイスやフランスでは溶かしたチーズをジャガイモにからめて食べる。レストランでは大きな固まりから溶けた表面だけを削って、お皿にかけてくれるのだが、家庭では専用のホットプレートでスライスされて市販されているものを溶かして食べる。

これ、日本でいうところのスライスチーズ的に便利で、ハード系のパンにのせ、トースターかオーブンで焼く(ピザトーストの要領で)だけでハイジのチーズトーストができあがる。

日本でも最近、専門店でラクレットチーズ、売っているようなので、ぜひ機会があったらためしてみてください。お好みであらびきコショウかパプリカパウダーをトッピングすると大人の味に。フルーティな白ワインがおすすめです。

映画のあと、ふと原作小説を読んだことがなかったような気がして、本屋さんで原作本を購入。週末にゆっくり読んでみようとおもいます。それでは。良い週末を!

予告編とメイキングはこちらからどうぞ。

 

最新映画「ハイジ」予告編


スイスの古典「ハイジ」、新キャストで再びスクリーンに!


HEIDI Trailer (2015)