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SABAすたいる

スイスのくらし、旅のエッセイ、日々のできごと、おもうこと。

かわいいなりすまし犯、かわいくないなりすまし犯。フランス語でオレオレメールがやってきた。

先日、フランス語のオレオレメールがやってきた。

「メールで話したいことあるんだけど、今、時間ある?」

差出人の彼女とは数日前に会ったばかり。そのときいくつか相談されていたことがあったので「うん。話って何?」と即レスした。

ところが、次にやってきたメールが「旅先でトラブルに巻き込まれて、至急お金が必要です」うんぬんという、よくあるオレオレメール。

Email

さすがにそこで気づいたので大事にはいたらなかったのだけど、ショックだったのは、1通目のメールに返信してしまったことである。

たった一行のメールにも不審な点はたくさんあったのにもかかわらず。

  • いつもは「お元気ですか?」ではじまり「良い一日を」で締めくくるていねいなメールを書く友人なのに、ずいぶん乱暴な短いメールだったこと。
  • いつもは「Dear XX」とわたしの名前をメールのあたまにいれてあるのにそれもなかったこと。
  • いつもは、わたし宛のメールは英語なのに、フランス語だったこと。
  • 宛先が、Unclosed Recipient となっていて、BCCで複数に送られていたこと。
  • 差出人名が本人のフルネームで、メールアドレスも本人のフルネーム@gmail.comだったのだけど、よくよく確認すれば、アドレスブックに保存した彼女のメールアドレスと一致しなかったこと。

これだけ「おかしい」と思うポイントがあったのだから、気づけてもよかったものを。後悔するもあとのまつりである。さいわいシグネチャーは名前のみだったので、それ以外の個人情報は漏れることにはならなかったのだけれど、メールアドレスがアクティブだということは伝わってしまった。

今のところ「メールアカウント再設定が必要です」とクリックを促すウィルスメールが送られてくる以外、実害はないのだけれど、さらに悪用されたりしないだろうかと思うと気味が悪くなんとなく落ち着かない。

かんじんなのは「ちょっと変」と察知できるセンサーを働かせることと、少しでも変だと思ったら、即反応せずに一拍おくことなのだと肝にめいじた次第。

疑心暗鬼にさいなまれていたその日の午後のことである。

見知らぬ電話番号、しかも外国から、Facetimeに着信があった。

真っ先にあたまに浮かんだのは、なりすまし犯!

こわいなぁ、やだなぁ、と無視していたら、しばらくしてLINEに旧友からのメッセージがとどいた。

「ごめんなさい、息子がスマホいじってて間違ってコールしちゃったみたい」

なりすましコールは、ニューヨークに住む1歳になる彼女の息子くんからだったのでした。

おかげでごぶさたしていた彼女ともチャットで近況報告できたし、こんなカワイイなりすましなら大歓迎なのだけど。。

Multi-Touch

*早朝に上司の携帯から着信があり出てみたら、ものすごい荒い息づかいだけがひたすら流れてくる、ということがありました。相手が相手なら、エッチないたずら電話?とかんちがいしてしまいそうですが、さいわいすこぶる信頼できる人格の上司だったので、かんちがい事件には発展せず。なりすまし犯は3歳になる娘ちゃんだったのでした。日頃の信頼関係ってだいじです。