SABAすたいる

スイスのくらし、旅のエッセイ、日々のできごと、おもうこと。

スイス&ニューヨーク流クリスマスごはん。クランモンタナスキーバカンス(3)

スイスに来て以来、クリスマスイヴのディナーは、毎年おなじメニューです。

Nut Hamと呼ばれるハムと、ザワークラウト、茹でたジャガイモ。

夫(スイス人)ファミリーに伝わる、伝統的なクリスマスディナーなのです。

飽食の現代にあっては、ずいぶん質素なメニューのように思いますが、厳しい自然の中、けっして食べ物に恵まれていたわけではないむかしの農家の人たちにとってはごちそうだったのだそう。

ことしは、ニューヨークからステップドウターのSちゃんとボーイフレンドが来ているので、ソーセージを加えてちょっと豪華版のBerner Platte(ベルナープラッテ)をつくりました。調理は夫の担当です。

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デザートは、ゲッターシュパイゼ。ドイツ語で神様の食べ物という意味のババロアみたいなお菓子です。缶詰のアプリコットとフィンガービスケットを、ふるふるのプリンミックスで固めただけの、これまたそぼくなレシピ。

ヴァレー州の山あいにぽつんぽつんと浮かび上がる、家々のあかり。

しずかなクリスマス。

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暖炉に薪をくべながら、ゆっくりいただきました。

そして、明けてクリスマスの朝には、Sちゃんカップルからクリスマスブレックファーストのサプライズが。

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クロワッサンに、スモークサーモン、ポーチドエッグ、アボカドがサンドしてあります。ふたりがお気に入りのニューヨークのカフェの朝食メニューを、再現してナイショで用意してくれたのでした。

こちらも調理はボーイフレンドのG君が担当。こういう特別な日に、男性が食事を用意してくれるのって、たとえ簡単なものでもうれしいものですね。

ところで、今回G君とは初対面だったのですが、苗字を聞いたらとても覚えられそうにないむずかしい発音の名前で。。

カルィ...アーグ.....ユィ....

うぅっ、とても無理、覚えられそうにない!と悲鳴をあげたら、

だいじょうぶ。

日本の居酒屋にあるフライドチキンだから!

というのです。

カルィ...アーグ.....ユィ....

カリ...アーグィ

ん?

からあげ?

そう、Sちゃんの彼氏は「からあげ君」だったのでした。いっきに親近感がわいたのは、いうまでもありません。

というわけで。

からあげ君作クロワッサンサンドをほうばりながらむかえた、ことしのクリスマスの朝でした。

みなさま、メリークリスマス!

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