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SABAすたいる

スイスのくらし、旅のエッセイ、日々のできごと、おもうこと。

男脳ってやつは。。ガレット・デ・ロワだって「一番じゃなきゃダメなんです」

たべもの ライフスタイル スイスのくらし 女子力

1月6日は、公現祭(Epiphany)。わが家でもガレット・デ・ロワ(galette des rois)を買ってきて食べました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ガレット・デ・ロワ

最近は日本でもおなじみですが、アーモンドクリーム入りのパイの中に、フェーヴと呼ばれる陶器のフィギュアがひとつだけ隠されています。切り分けられた一切れにフェーヴが入っていたひとは、その年一年しあわせにすごせるということで王冠をかぶって、皆から祝福されるのです。

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と、いっても、わが家はわたしと夫のふたり。50%の確率でどちらかにフェーヴがいくわけなのですが。。

「あ!」

昨年にひきつづき、フェーヴは私の一切れの中から発見されたのでした。

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*今年買ったお店では、なんと本物のダイヤモンド、もしくは金のプレートが、フェーヴのかわりに入れてあるパイが6個だけあるというプロモーションをやっていてちょっとドキドキ。今年ゲットしたフェーヴは「お城」(左)でした。「ついに豪邸購入!」の年になりますか?

ところがです。

ふと気づくと、となりには、笑顔が消えすっかり意気消沈の夫です。

口ではわたしがフェーヴをゲットしたことを祝福しつつも、顔にはくやしさがクッキリとにじみでてしまっている。いやもう不機嫌ですらある。。

でました。

妻もドン引きの「すじ金入りの負けずぎらい」。

人ってときどき、理解不能な言動にでることがあります。

それは、相手がまちがってるとか、おかしいとかいうことではなくて、人によって考え方、感じ方、受けとめ方はさまざまだ、というだけのことなのですが。

そうはわかっていても、つい相手に自分と同じものを求めてしまいがちな私たちです。

個人差、世代差、民族差。

ちがいはいろいろあるけれど、いちばんわかりやすいのが男女差ではないでしょうか?

個人的にはひとをステレオタイプに当てはめるのはあまり好きではないのだけど、男脳、女脳のちがいってたしかにあるなぁと思います。

  • 話したことを覚えてない。
  • 共感してほしいだけなのに議論をはじめる。
  • 気持ちをわかってほしいのに「で?具体的にどうしてほしいわけ?」と聞いてくる。
  • 話してる途中なのに急に話を変える。
  • 話を聞いていない。

女性側からすると「なんでそうなの!」となるのだけど、男性側からすれば「何を責められているんだかさっぱりわからん」ということのかずかずです。

でもこれって男脳と女脳のちがいに起因するもの、と言われると、すこしあきらめがつきませんか?

男脳と女脳はちがう。

私とあなたはちがう。

100%理解できなくて当たり前。

たとえばわたしには、フェーヴごときで負けず嫌いを発揮してしまう夫が「さっぱりわからん」わけですが「そういう人もいる」とおもえば、理解できなくてもスルーすることはできるものです。

こんなくだらぬ話からつなげるのもナンですが、そもそも最近ひろがっている不寛容な社会って、自分と考え方や価値観がちがうことが許せない、というところからはじまっているような気がします。

自分と同じはず、同じであるべき、同じなのが正しい。

という考え方は、いきすぎると社会をきゅうくつにします。

ちがって当たり前、ちがっていい、ちがうから面白い。

そう思えるようになれば、もっと寛容な社会になると思うのですが。。

ちなみにわたし、以前は夫がひとの話を聞いていないことにいちいち腹をたてていたのですが、こちらの脳科学者さんのコラムを読んでからというもの、ほぼスルーすることができるようになりました。

これ読むと、腹をたてるどころか、

「空間認知の基礎計算処理でいそがしいのね。ごくろうさま」

と声をかけたくなりますよ。

*そのわりには、しょっちゅう道に迷っている夫です。