変わってる人ですね、っていうのは、ほめ言葉じゃないかも。
そう気づいたのはもうだいぶいい大人になってからだ。
ユニークな人、とか、おもしろい人、とか。
いい意味が含まれている場合ももちろんあるけれど。
むしろ「こまった人ですね」とか「つきあいづらい人ですね」と言いたいけど、
そうははっきり言えない時に、でてくるのが「変わってる人ですね」なのである。
さいきん「変人」が主人公の映画を、四本たてつづけに観るはめになった。
- ”ゴーギャン、タヒチ、楽園への旅”
- ”ジャコメッティ 最後の肖像”
- ”ガラスの城の子どもたち”
- ”ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男”
はめになった、というのは、なにも意識して「変人」映画ばかりを選んだワケではない、という意味においてである。
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