くららの手帖

ローヌの岸辺暮らし、ときどき旅

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

旅先で料理するたのしみ。京都町家で暮らす一ヶ月

借りている町家にはちいさなキッチンがついている。調味料などは揃えなければならなかったけれど、炊飯器や調理器具、食器はそろっているので、それなりに自炊ができる。ときどき自炊できる、というのはありがたい。旅先で美味しいものを食べ歩くのは楽しい…

北野天満宮天神さんの市でお買いもの。京都町家で暮らす一ヶ月

京都に住んでみたい、とずっと思っていた。 他にもいろいろ住んでみたい都市はある。たとえばパリとかニューヨークとか。わたしが住んでみたいとおもうのは、独特の文化と歴史があって、住んでいるひとびとが多様性をもちつつ、その街の住人としてスタイルを…

絵本「ウルスリのすず」の実写版映画を観ました。これは日本でもぜったい公開してほしい!

「ウルスリのすず」という絵本をご存知でしょうか? www.ehonnavi.net スイスの山奥に住んでいる、とんがり帽子の男の子ウルスリの、村のお祭りをめぐるちいさな冒険のおはなし。 わたしはスイスに住むことになるずっと前からこの絵本が大好きだった。 読む…

語学上達の秘訣。フランス語カフェレッスンに現れたかわいいライバル

英語(外国語)の習得って、多くの社会人にとって、永遠の「今年の目標」じゃないかなと思う。つまり、毎年目標にかかげるけれども、未達のまま、また翌年に持ち越すという。。 語学上達の成長曲線は、一定の割合で上昇カーブを描くわけではない、というのはよ…

スイスの秘境でスキーバケーション(5) 中世から湧きつづける温泉にて土地のパワーをいただく

Scuolとその周辺は、湧き水の源泉があちこちにあって、古くからミネラルウォーターと温泉で有名だ。いまでも公共の源泉からは第一級のミネラルウォーターが村に供給されている。 じっさい歩いていると、道端から水が湧いているのをみることができる。泉のま…

スイスの秘境でスキーバケーション(4)スキーをしない一日。ときには目的を忘れて横道にそれてみる。

ときどき、私はスキーしないからスキーリゾートには行かない、というひとがいるけれど、もったいないなぁと思う。雪のアルプスは、夏に匹敵するくらい美しいし、スキー以外にもいろいろ楽しめるのに。 これがハワイだったら、私はサーフィンしないからハワイ…

スイスの秘境でスキーバケーション(3)おいしい空気とシンプル山ごはんでヘルシーに

スキーで楽しみなのはランチであり、休けいである。 どこまでもひろがる青空の下、360度つらなるアルプスをながめながらいただく自家製のホットチョコレート。スキーでひと汗をかいたあと、太陽の光をさんさんと浴びながら飲むつめたいビール‥。もしかしたら…

スイスの秘境でスキーバケーション(2)標高3,000メートル級のスキー場にて恩師のことばをかみしめる

ホテルを出て右に折れるとすぐに村の広場にでる。スキー場にはこの広場からバスに乗って向かうのだ。 広場の中央にある水くみ場で、お手伝いを頼まれたのか男の子がバケツに水をくんでいる。もう昼近くだからか、バスを待っているのは私たちのほかに二組だけ…

スイスの秘境でスキーバケーション(1)エンガディンの小さな村Scuolの可愛いホテル

今日はスキーバケーションの話をすこし。 スイスは、山だらけの国だけあって、気軽に日帰りでスキーが楽しめる。 なので、スキーだけのためにとくに休暇をとる必要はないんでは?と思うのだけれど、みんなシーズン中にすくなくとも1週間程度のスキーバケーシ…

インテリアショップで遊ぶ、雨の日の地味な休日の過ごし方。イマジネーションさえあれば‥

灯りひとつで、雰囲気ってすごく変わる。どのくらい明るいか、に加えて、暖色系か寒色系のトーンかによっても全然ちがう。 たとえば、東京タワーだって、季節やイベントによって照明が変われば、全然ちがう表情をみせてくれるし、桜や紅葉も、昼間みるのと夜…