くららの手帖

ローヌの岸辺暮らし、ときどき旅

2024-02-08から1日間の記事一覧

ホフマンの手と、森と金貨と。

義兄のクリストフが、ランチに仔牛のパイ包みを焼いてくれた。切りわけるクリストフのがっしり肉厚な手をみていて思いだしたのは「ホフマンの手」だ。 フェリックス・ホフマンは、わたしが幼いころボロボロになるまで読んだ(かずかずの)絵本の作者である。…