駅にいく途中、信号まちをしていると、ふいに「色」が眼にとびこんできて眼に染みた。年若い男女の二人組が、わたしの前に立ち止まったのだ。 群青色のパンツに、明るい空色のジャケットを合わせた男の子。女の子のほうはライム色のコートの首元に、エメラル…
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