駐車場をぬけると、車道にでた。ごぉーっとうなるようにエンジン音をひびかせ、砂を積んだダンプカーが、リュックを背に歩くわたしたちを追い抜いてゆく。休業して久しい様子の不動産屋の軒先に、朽ちかけた木のベンチをみつけ、わたしたちはサンドイッチを…
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